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若者の声
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川1
■ 【川(20代前半男性)の声】 教訓(2025年7月)
八おき塾に来る前、私は全日制の高校に通っており、特に大きな問題もなく学校生活を送っていました。しかし、1年生の夏休み前頃から、登校しようと電車に乗ると体調が悪くなり、学校を休むことが増えていきました。夏休みが終わってからも、最寄り駅までは行けるものの、そこから足取りが重くなって先に進めず、学校を欠席する状態が長く続きました。当時は自分でも理由がよく分かりませんでしたが、今振り返ると原因ははっきりしています。それは学校に自分の居場所がなかったからです。部活動に所属せず、クラスでも誰とも話さずに過ごしていました。人と触れ合う機会を自分から敬遠していました。
その後、全日制の高校を辞め、通信制の高校に進学しましたが、そこでは登校の必要がほとんどなかったため、家に引きこもる生活が続きました。無気力な毎日を送っていた私は、「このままでは良くない」と思うようになり、以前母から紹介されていた八おき塾へ試しに行ってみることにしました。初めは少し不安もありましたが、初日に訪れたとき、とてもフレンドリーな雰囲気で初対面にもかかわらず名前で呼ばれたりして、不安はすぐに消えていきました。入塾後は人とのふれあいが増えました。コーチングで自分が抱えている問題をコーチと共有して解決策を実行していくなどして、以前より人との接し方や頼りかたが分かるようになりました。
私がこれまでの人生を通じて学んだ大切なことは、「人を頼ること」です。
人を頼るということは、自分のことを知っておくことだと思います。コミュニケーション能力が高い人は、自然と人を頼ることが出来ると思いますが、そうでない人は部活やサークルなどの自分が話しやすい環境に身を置いてみると人を頼りやすくなると思います。
自分一人ではどうすることもできなかった問題も、人を頼ることで一緒に向き合うことができました。それがたまたま私にとっては八おき塾だったのだと思います。
私は今、アルバイトに挑戦しようと思っています。以前は何かに挑戦しようという気持ちがなかったですが、人と接していく中で少しずつ物事を前向きに捉えられるようになりました。また、自分の最終目標としては就活を成功させたいと思っているので、その準備としてアルバイトやインターンシップなどにも挑戦したいと思っています。