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若者の声
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激辛マーボー1
■ 【激辛マーボー(20代前半男性)の声】
八おき塾で学んだこと(2024年3月)
僕は今、4月から始まるインターンに向けて準備をしています。資格やC言語の勉強をしたり、サッカーで体を動かしたりもしながら日々を過ごしています。3か月前までの、何に対しても自信がなく行動できずにいた自分からは想像もできないほど、前向きにいろいろなことに取り組んでいます。
18歳の春、関西の大学に進学しました。ところが、自己紹介で緊張して失敗し、部活やサークルにも入れなかったので友達ができませんでした。日に日に孤独感や恥ずかしさ、劣等感が募っていき、周りの目を過度に気にするようになりました。一度寝坊してサボったのをきっかけに、5月頃にはもう一人暮らしのアパートに引きこもってしまいました。
人生で初めて大きな挫折を味わい、完全に自信を喪失し、自己否定的な状態に陥りました。また、人と関わることに対して強い不安を感じるようになり、対人恐怖症や社会不安障害のような状態になりました。それからは、親の勧めで精神科に通院してカウンセリングを受けたり、フリースクールで子供たちに勉強を教えながら一緒に生活したり、予備校に通って再受験を目指したりしました。しかし、人間関係への不安や自信の無さといった根本的な問題は解消できず、結局、普通の大学に通うのは諦めて、通信制の大学に進学しました。また、上手くいっていない自分への恥ずかしさからか、高校時代の友人やフリースクールで知り合った人たちとも連絡を絶って、自ら孤立を深めてしまいました。
通信制の大学に入ったのはいいものの、「人間関係の問題を抱えたまま、ここを卒業して本当に就職できるのだろうか。」などと不安になり、勉強も手に付かなくなりだした頃、母が八おき塾を紹介してくれました。このままじゃいけないという気持ちや、一人ぼっちでいるのが辛いという気持ちもあり、とりあえず行ってみようと決意しました。最初の頃は出荷作業の手際が周りに比べて悪いことや、ほかの受講生とのコミュニケーションの中で相手に悪い印象を与えてしまったのではないかなど、ちょっとしたことですぐに悪い想像をして不安になってしまうことがありました。しかし今では、受講生やコーチの方々と気楽に話したり、悩みを打ち明けたりすることができるようになり、人間関係の不安も少しずつ和らいできているように感じています。
また、鳥巣さんとの面談の中で、自信をつけるためにアルバイトを始めてみたいと相談したところ、「アルバイトと言わずインターンに行ってみたらいいじゃん。そっちのほうが自信もつくと思うよ。」と言われ、鳥巣さんの知り合いの会社にインターンに行かせていただくことがとんとん拍子に決まっていきました。このことが自分にとってとても励みになり、「まずは生活習慣を改善して大学の授業を受けて単位を取り、次はIT系の資格を取ろう。」と、インターンという目標に向けて一歩ずつ努力することができています。
八おき塾に来てから3か月、強く実感したことが2つあります。1つ目は、生きていく上で人との関わりは必要不可欠ということです。1人で大学の授業を受けていた頃の自分は本当に社会の中で孤立しているような感覚がありました。しかし、八おき塾に来て人と関わる中で、互いにいい刺激を与え合える仲間や相談できる目上の人の存在が、どれだけ心の支えになるかを学びました。2つ目は、目標を立てて努力することの大切さです。どうせ失敗するからと努力することを諦めていてはどんどん自信を失うだけです。6か月後の目標を立て、それに向かって小さな階段を1段ずつ上っていくことで、少しずつ自分を認められるようになってきました。
今後、八おき塾で学んだことを生かし、さらにこれからも学んでいく気持ちでインターンに臨んでいきたいと思います。そして、働いて自分でお金を稼げるようになったら一人暮らしをしたいと考えています。