【トイプードルのハッピー(20代前半男性)の声】  
   八おき塾に来てから(2023年5月) 

八おき塾に通うようになり3ヶ月が経ちました。今現在、アルバイトに3回行き、ドキドキしながらも大きな成長になりました。出荷センターでは料理がうまくなり、ベーコンエッグカップを作れるようになりました。ご飯を作れるようになったのは今後の役に立つと思いました。
他者と会話することは、自分を出すのが怖いと思いつつ、少しずつできるようになりました。最初は何を話したらいいのかわからないと思ったり、どうせ言っても相手に伝わらないと思ったりしてましたが、手探り状態で話す内に少しずつ絡みあった糸がほどけていく気がしました。また、コーチングでゆっくり話すことを心掛ける内になんとなく感覚がつかめてきたように思います。ただ、もうちょっと心に余裕を持たせないとゆっくり話すのは難しいように思えます。
このように、一見何も問題ないように見えますが何かひっかかる感じが今もあります。自分がどうしたいのか意外とわからないと思ったり、外側にエネルギーを向けても何かこじれそうになります。

過去を振り返ってみると、小中学生の頃、兄弟でも一番上だったので、お手本がない状態で何かしんどく感じました。 高校に1年間ほど通っていましたが、周りの人とはやっぱり合わないのかもしれないと思い、心がモヤモヤしたまま通信制に編入しました。でも、やっぱり自分がどうしたいのかわからずに、モヤモヤしたまま卒業してしまいました。そんな事があり、親や周りの人のサポートって意外とないのかもしれない、と思うようになりました。
その後、昔から感じていた嫌な感覚が積み重なってしまい、別の支援機関を利用していましたが、全然何もする気がおきず、3年間ほど家でゲームばかりしていました。そんな中、母親が八おき塾を見つけ、何か自分が変われるかもしれないと思い通うことにしました。

現在の状態は、言いたいことを言っても皮肉っぽくなりそうだし、一気に問題を解決しようとすると疲れるかパニくりそう、ちょうどいいスピードがわからない。でも、少しずつ自分のできることを増やして、成長につなげだいと思います。

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