■ 【ペンギン(30代前半男性)の声】卒業(2021年10月)
私が「福岡わかもの就労支援プロジェクト」に入塾して、早いもので半年が過ぎようとしています。年齢も30歳を過ぎ、社会経験の少ない自分に、焦り精神的にも押しつぶされそうな日々を送っていた時に知ったのが、「福岡わかもの就労支援プロジェクト」でした。少しでも前に踏み出したい、今の状況から脱出したいと思い、すぐ連絡をしました。
入塾する前は、「あれもこれもできない」とマイナス言葉を発していましたが、鳥巣さんとの面談を通し、プラス3(良かったこと3つ)を毎週探し、小さなことでも楽しみました。その結果、自己肯定感が回復し前向きになることができました。
そして、仕事がしたいと強く思い、考えるよりも行動、当たって砕けろ精神で面接も受けることができました。働いた経験が少ない自分にはとても高いハードルでした。面接では今までひきこもっていたことも正直に話し、とにかく仕事がしたいと伝えました。その熱心さが届いたのかありがたいことに採用になりました。
スーパーに勤めて、目標にしていた3か月が経ちました。3か月たった今、自信のあった体力もなくなって帰宅後ぐったりし、なにもできなくなり、出荷センターにも顔が出せなくなりました。
働くこと、お金を稼ぐ大変さや、自分がいかに怠けてきたのかを痛感させられた日々でした。失敗をすることや怒られること、苦手な接客もありしどろもどろし、落ち込むこともありましたが、それを乗り越えての初給料は嬉しかったです。初給料では両親にお箸・お茶碗を、コーチにはクロワッサンをプレゼントできました。喜んでもらえて良かったです。
次の目標は働きながら、正社員登用の勉強をし、正社員になることです。それには様々な課題があり、時間がかかりますがあきらめないよう努力します。そして一人暮らし、自立できるように頑張りたいと思います。
これから先も困難な壁にぶち当たることが多々あると思いますが、ここで学んだことを思い出し、逃げず恐れず、まず行動することを第一に自分らしく楽しく生きていこうと思います。そういうふうに前向きに考えることができ大変うれしく思います。
卒業後も鳥巣さんからの「困ったことがあったらいつでも、来なさい。卒業生はみんな来ていいんだから」という言葉ももらえて嬉しかったです。その言葉に甘えて、今後も困った時はお土産一つ持って相談しにいきたいと思います。
皆さん半年間お世話になり、ありがとうございました。
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