【N.H(20代前半女性)の声】卒業に際して(2020年9月)

この一年を振り返ってみるととても成長したと思います。
具体的には、昔から海外には興味がありましたが、英語の勉強を本格的にやるようになったことです。英語を勉強する目的は世界中に友達を作りたいからです。最終的にはビジネス英会話まで話せるようになりたいです。他にもファッション、歌、ダンス、DJ、作詞作曲、ラップなどに興味があります。道のりはすごく遠いですが、海外でこれらの仕事をすることが夢です。生活面では海外で暖炉付きの家でまだいませんが、恋人と住むことが夢です。大きすぎる夢なので叶わないかもしれません。ですが、私は叶う、叶わないよりも小さくても大きくても夢を持つことが大切だと思っています。こう思うようになったのは学生時代の酷いいじめがきっかけです。

小学五年生の11歳の時点で何千回も死にたいと思ったことがあります。 中学時代の英語の先生から言われた言葉で、私は幼稚園から小学五年生まで習っていた英語が嫌いになりました。

ですが、最近になってあの先生と英語は関係ない。小さい頃の英語が好きだった気持ちを大切にしようと思いました。英語やさっき上げたこと以外にもやりたいことが沢山あります。例えば学生時代できなかったこと。制服やスクールバッグをアレンジしてプリクラを撮ったらその後クレープを食べに行きたいという夢。学生時代いじめられて友達に恵まれず、今はそのトラウマで友達が全くいない私にとっては一人でやるだけでも傷を癒せそうな気がします。またガングロギャルメイクをしたいという夢。デコなネイルがしたいという夢。セクシーな洋服をいやらしさを微塵も感じさせず、着こなしたいという夢。友達ができたら最高にかわいい自分でプリクラを一緒に撮りたいという夢。その中で、最近一番強い夢はアパレル業界に就職することです。

私は服の全てに関わりたいですし、服を通して全てのお客様に幸せを届けていきたいです。販売員、VMD、バイイング業務、デザイン、企画、店舗運営などいろんな業務に関わっていきたいです。洋服は着こなしひとつで同じアイテムでも印象が違って見えることに面白さを感じ、興味を持ちました。人を綺麗にするものにはヘアメイク、ネイルなど様々なものがありますが、洋服が私にとっては奥が深く、一番面白いものになっています。

私はポリシーにしていることがあり、それは「本当に向き合うべきは自分自身」ということです。寂しいからと人に頼っても何の解決にもならないし、相手にとっても自分にとっても良くないことです。一時の快楽や欲望を与えてくれる相手に頼るんじゃなく、もっとみんなが自分と向き合ってくれればと思います。その為には難しいことですが、自分自身を大切にしていくことだと思います。最近とても落ち込む出来事がありましたが、少しずつ少しずつ進んでいければいいなと思います。
最近はコロナの影響もあり就職活動ができない状況にありますが、それを逆手に取り、履歴書の準備をしたり自分の気持ちと向き合う時間を取ろうと思います。

一年前に掲げた目標で、自分のことを尊敬できる自分になりたいと書きました。
まだ完璧とは言えないですが50%くらいは尊敬できるようになりました。その理由はつい最近、ミスユニバースに出てくる女性や海外セレブに幼い頃から憧れていたことに気づいたことです。私は今まで自分のことを好きにはなれませんでした。笑顔がない、話も上手くない、嫌なことを嫌と言えないなど。いろんなことを諦めていました。ですが、一度きりの人生、幼い頃からの夢。身も心も美しい、色っぽい女性になるという挑戦をしてみようと思います。これは自分のことを好きになる最初で最後のチャンスだと思っています。
その為に運動をしたり、食事や間食を見直したり、ミスユニバースのウォーキングの動画を観たり、何を伝えたいのか明確にする為に自分の考えを書く習慣をつけています。

私が思う美しい女性はいっぱいありますが、一例を挙げると、痩せすぎず太すぎずの健康的な体型、自分の考えや意見をしっかり持っている、世界のあらゆる問題に詳しい、人前での発言がうまいなどです。特に自分をしっかり持っているということは世界基準の美女を目指すなら絶対必要なことです。私はいじめを受け、毎日理不尽なことに耐えて行かなくてはいけなかったので、人間らしい感覚、感情を忘れています。それは私が頑張ってきた証なので、完全になくなっていいものとは思っていません。

私が言いたいことは、今までの自分によく頑張ったと褒め称えた上で、憧れに向かい努力をすることです。ポイントは、自分はダメだから変えなくてはという思いで努力するのではなく、自分には最高の価値がある、その最高な自分をもっと最高にする為に努力するということです。

素敵な女性を目指し、これからも精一杯頑張ります!
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