■ 【R(20代前半女性)の声】自分と向き合った1年(2020年3月)
大学に合格しました!
ずっと大学に行きたいとは思っていましたが、まさか本当に行けるなんて。
この3年間、1年目は止まっていて、2年目に歩き出し、3年目にはプロジェクトに入会して、うわーっと走り出しました。
タイミングって大事です。人には人のタイミングがある。結果論かもしれないけれど、過去に戻ることはできないから。私は今進学できてよかったと思います。高校を卒業してそのまま大学に行っていたら、目的もなく大学生活を送っていた気がします。
1年前、プロジェクトに入会した時は、やりたいことがありませんでした。むしろ何もしたくなかった。それでも何か行動しなくてはと思い、まずアルバイトを始めました。そこでお金を稼ぐことの大変さを知り、世の中の仕事をしている人はみんな偉いなぁと思いました。同時に、このままでは終わりたくないという気持ちが芽生えました。やっぱり私は大学に行きたい。
そして予備校を決め、受験勉強にとりかかりました。それでも最初は、とりあえず進学しようという気持ちしかありませんでした。勉強が進むうちに、興味のない分野が削れていったという感じです。文学部や国際系は就職に不利かなぁ。六法全書は持ち歩きたくないなぁ。そうやって最後まで選択肢に残ったのが商学部でした。
商学部なら興味のあるお金のことを学べるし、働く上でも役に立つと思ったからです。
そして、何とか希望の学部・学科に合格することができました。
私は今、ある程度の目標を持って次の道に進むことができます。
大学に入ったら目標とする資格取得のために勉強します。
失敗はしておくべきなのかも、と思います。挫折したから、よかったのかもしれません。
私は以前よりも自分を受け入れられるようになりました。
このプロジェクトを通して、学んだことがあります。「自分はできる」と思うことは大事ですが、「自分は一人でできる」と思わないことです。
困っている時や前に進めない時、人に助けを求めることもまた、大切なことだと思います。
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