■ 【じゅん(30代後半男性)の声】動くことが大事(2019年9月)
この歳まで働くことについて真剣に考えたことがありませんでした。生活していく為に何となく働くという感じでした。ある時このままではいけないと思い勉学に励み資格を取得し、これを活かして、就職活動をしましたが、うまくいきませんでした。
それからはいろいろな仕事を転々としてきました。将来に不安を感じイライラする毎日を過ごしていましたが、事情があって1年数か月前、親元へ帰りました。ある時、「福岡わかもの就労支援プロジェクトの講演会」の話を両親から聞き「一度行って話を聞いてみたらどうだ?」と言われ、福岡わかもの就労支援プロジェクトの説明を受けに行きました。その時対応してくれたのが代表の鳥巣さんでした。鳥巣さんは親身になって話を聞いてくれて、僕が自分の現状を変えることができるような気持ちの持ち方と、やる気を起こさせてくれました。これらのことから、しばらく通ってみようと決心しました。
実は2か月前に、正社員の求人に応募したのですが、書類選考で落ちました。無謀な行動でした。僕は社会の一員として生活しているという実感が持てなくて自分自身に不満があったのでこの状態を打破して次の一歩に進まなくてはならないという焦りがありました。「働く」ということは収入を得るだけの目的でではなく、これを通して自分の成長につなげていく行為であると思っています。会社の中で自分が必要とされる存在になりたいです。これが仕事を通しての僕の目標です。
福岡わかもの就労支援プロジェクトに来て3ヶ月、毎週コーチングを受けていますが参加し始めた頃、イベントのバーベキューに行かなかったところ、いろいろの指導を受けました。その時は意味がよく分かりませんでした。次のイベントに参加した時、僕と同じように悩みや仕事に就きたいと思っているものの、人に相談もできず自分一人の殻に閉じこもっている、同志や仲間がいることに気づかされました。世の中に多くの矛盾を感じますが、1人では生きていけません。今後はいろいろな場に参加し皆さんと意見交換を積極的に行い、心を開きたいと思います。
アルバイトを始めて1ヶ月が経ちました。正社員になるというゴールがあるのですが、今、一歩ずつ踏み出せているのかなと思います。また仕事に失敗して怒られることもあります。そんな時は何が悪かったのかよく考え、今後の反省として同じ失敗をしない様にしなくてはと思っています。
先月、ゴルフの全英女子オープンで優勝した渋野日向子選手は笑顔でラウンドしていました。笑顔は周りの皆さんを楽しく和ませると同時に自分自身の励み又元気につながります。今後の人生において笑顔を忘れず、いろいろなことに挑戦し、行動していかなければいけないと思います。
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