【バナナスムージー (30代後半男性)の母の声】 明日への一歩 (2019年3月)

「福岡わかもの就労支援プロジェクト」との出会いは、去年の春頃テレビの番組に鳥巣さんが出演されているのを見た時でした。急いで名前をメモ帳に書きとめました。藁をもつかむの心境でした。

息子は5年前に結婚して、就職活動をしても中々採用されず、就職しても自己評価が低く、出来ていないことを悔やむばかりで、私が「大丈夫やれているよ。」と言っても、息子はその出来ていない思いが強くなって、仕事を辞めてしまうという繰り返しでした。
息子夫婦に子供が生まれ、しばらくして、息子の嫁が働きに出て、息子が育児をすることになりましたが、それも一年ほどしか続かず、現在、別居して、実家に戻ってきたところです。実家に戻ってきても、息子は「一緒に暮らすためには仕事をしないといけないのに、不安で怖くてどう動いていいか分からない・・・。」と悩む日々でした。それを打破させようと、息子に「福岡わかもの就労支援プロジェクト」の話をして、後日、代表である鳥巣さんと面談することになりました。面談して頂いた時に鳥巣さんから37歳という年齢もあり、また職歴もあまりないことから、正社員で就職することは難しいし、時間がかかると言われました。息子もそんなに積極的な感じでなかったようで、「人のせいにはしたくないから自分で決める。」と言って、その日は入会を決めずに帰りました。

その後、たまたま実家の近くに住まれていて、久留米でコーチをしている白木さんを紹介して頂き、その時からやっとスイッチが入ったようです。一番苦手であるイベントへの参加もコーチからそっと、ぐっと背中を押してもらい、やっとの思いで出席したようです。
それからは担当コーチとの週一回の面談、イベントでのギター弾き語りのライブ、交流会などに参加して受講生やコーチなどいろんな方との出会いなどを通して、自分と向き合うという、息子とにとっては一番大変な作業が少しずつですが、出来るようになってきたようです。また、実家に戻ってきて再開した書道講師のアルバイトでも、数年前に教えていた生徒さんの成長に驚き、感心していました。
今、振り返ってみると、息子が幼稚園の時に、主人の実家の家業を継いだ時から仕事を優先したつもりはありませんが、息子の中学時代のいじめには全く気付くことはできませんでした。親として、情けないと思います。今となっては言い訳になりますが、その時の経験から息子は子供たちと関わる仕事をしたい、という目標ができたようなので、すべてが悪かったわけではない様な気がしています。
先月、小学校の子供たちと関わる仕事に就けて、やっと小さな一歩を踏み出したと思います。「人とのコミュニケーションや恐怖心もすべて自分で乗り越えなければいけない。」と繰り返し自分に言い聞かせているのをよく目にします。今は、その息子の頑張ろう、乗り越えようとしている気持ちを信じたいと思っています。そして、また親子三人の暮らしを一日でも早くとり戻してほしいと思っています。

息子を受け入れて下さった鳥巣さんに感謝いたします。また、どんな時も息子の心に寄り添い、背中を押し続けて下さった担当コーチである白木さん、そして話し相手になって下さったコーチと受講生の皆さんに感謝しています。ありがとうございました。
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