福岡わかもの就労支援プロジェクト



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 【バナナスムージー(30代後半男性)の声】 ジレンマの中で探した出口(2019年3月) 

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目標としていた6ヶ月で無事に卒業することができました。2月から働き始めて、理想と現実のギャップに戸惑ったりと色々ある中で、なんとか、ふんばって続けています。

代表である鳥巣さんをはじめ、自分の担当コーチである白木さん、団体のコーチ、受講生など、様々な方にお世話になりました。文章だけでは伝えきれない想いがたくさんあります。それを伝えるために、この6ヶ月の中で自分が作った曲、「トビラ」「chocolate」「ガラス」の3曲の歌詞を載せたいと思います。今、自分が伝えたい想いがここに全部、詰まっています。たくさんの人と出会う中で、自分の心の奥底に隠れていた「やりたいこと」に出会うことができました。これから、その「やりたいこと」に出会うみなさんのために、少しでもこの歌詞が届いたらいいなと思います。本当にありがとうございました。

ひとつだけ、歌詞では伝えられない感動したことがあって、それは文章で伝えたいと思います。それは最初、自分に依頼があった仕事で、その仕事の内容が障害のある中学生のサポートでした。以前から小中学生の支援をしたいと僕が言っていたので、担当コーチがその仕事を見つけて、持ってきてくれました。とりあえず、見学をして決めることになりましたが、いざ見学してみると、これは自分には無理なんじゃないかと思ってしまいました。理由は勤務地が遠いからというのもありましたが、本当は、僕自身が受けた中学時代のいじめの経験がフラッシュバックしたからでした。制服姿、その黒い色をまともに見ることができず、また教室の雰囲気がその当時を思い出させてしまいました。結局、悩んだ挙句、断ることにしました。せっかくの依頼を断ったことに申し訳なさを感じていましたが、後日、その仕事を引き受けてくれた受講生がいることを知り、僕はホッとしました。そのときの彼の勇気が僕に伝染して、そのあとすぐに求人広告を見て応募をして、面接を受け、今の仕事に就くことができました。
「自分にできないことを、できる人がいる。他の人ができないことを、できる自分がいる。」
それでいいんだと思うようになりました。先日、その受講生の彼が無事にその仕事をやり遂げたことを知り、ものすごく感動しました。これは言葉だけでは表現できないもので、どうしても誰かに届けたくて、自分の文章でも伝えられないかも知れませんが伝えたくなりました。僕は彼の努力や勇気に刺激され、今、目の前にある仕事に向き合っていきたいと思いました。支え合うことは、けっして直接的ではなく、間接的にもできることを彼から学ぶことができました。いずれ僕もそうやって、間接的だとしても誰かの力になりたくて、大袈裟にはなりますが、命をかけて書いた歌詞を載せようと思いました。僕にとったら、ものすごく恥ずかしいし、勇気がいることです。でも、それで誰かの背中をそっと押すことができるなら、それは素晴らしいことだと思っています。
ようやくスタート地点に立って、ほんの少しだけ、前に進めた気がします。明日がたとえ、大雨だとしても、なんとか、歩いて行ける、そんな気持ちで今を生きています。




「トビラ」

机の上に書かれた文字は 中々消えず 今も胸に刻まれたまま
君が笑う姿は脳裏に 焼きついてしまって 剥がれずにイラついていた

戻れない あぁ うずくまったまま・・・

誰かがいつか探しに来てくれると信じて待っていたのに
気づけば 日は沈んでいて 夜になっていた
何もかもが 消えてしまっていて こわくなってしまい
目を閉じたんだ・・・
明日へと続く トビラはどこに? 僕だけが知らないまま

手紙の中の文字が躍りだす 噴き出してしまって
でも すぐ現実に戻されたんだ・・・

分からない ねぇ どうすればいい?

いち、にの、さんで飛ぶんだ イタミも全部 引きつれて
地面を蹴るんだ たとえ うまく飛べなかったとしても
景色はきっと変わるんだ それでいいんだ それだけでいいんだ
くすぶってた時代も ムダじゃないと知る
そんな日がきっと来るから

あなたが言ったコトバが 今も背中をそっと押してくれてるんだ
目が覚めれば 日は昇っていて 朝になっていた
誰もがみんな やりきれない様な そんな想いを
抱えながら 生きている
明日へと続く トビラを見つけた 深呼吸をしながら
ゆっくりと手を伸ばした




「chocolate」

今以上をいつも欲しがった 今以上なんてないのに
誰かといつも比べて 一喜一憂を繰り返して
あなたの手に最近 触れてないとふと思ったんだ
僕たちの未来はどうなってしまうのかな?

同じカタチに割れなかった チョコレート いびつに見えたんだ

さっきまで降り続いた雨 今は止んで水しぶきがあがったんだ
丸まった背中 頼りない声 不安ばっか・・・
それでも手を伸ばすんだ

報われないと嘆くより あなたが笑えばそれでいい。
そんな風に思えたら どんなに素晴らしいんだろうか

ガラスケースに並べられた チョコレート 甘くてほろ苦い

かっこ悪くて恥ずかしくなって 変な目で見られたって構わないんだ
こだわりを持ってやりぬくことの強さ いつかきっと報われるから

さっきまで降り続いた雨 今は止んで空に虹が架かったんだ
どうしようもなく やるせない日が続いたって
それでも腐らないで・・・生きていくしかないんだ




「ガラス」

窓ガラスから見えた 街を歩く人の手に傘々
苦いコーヒーがこの場の空気を 重たくしてることにすればいい
フロントガラスに当たる雨粒 視界を遮る
小説のような生い立ちだな・・・何も言えなくなった

生まれた意味は浮かんですぐ消えた

笑った顔の裏に隠していた 青い春の記憶がよみがえった
塞いだはずの傷口がうずく前に・・・
誰かに話さなくちゃな 雨の音にかき消される前に

空気は今じゃ 吸うモンじゃなくて 読むモンに変わったみたいだ
どうでもいいことに固執して 左右され クサいものには蓋を・・・

本当に大事なものは見ようとせず

100分の98人の方のクセに 今もまだ2%の方にすがる
わかっているのにまだココを離れられず・・・
壊れた感情の中で あなたの声を探している

“SОS”は誰かが持ち去って ドアをノックする音は聞こえなくて
生きていたいから あなたが差し出した手に もう一度 手を伸ばすんだ
生まれた意味はもういらない

笑った顔の裏に隠していた 青い春の記憶がよみがえった
塞いだはずの傷口がうずいたって・・・
誰もが抱えてしまった 矛盾を振り払って
今ある力で踏み出せるんだ

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