■ 【祐太郎の声】 3ヶ月いろいろあった(2018年9月)
私の現在の目標は「短期大学へ入学すること」です。福岡わかもの就労支援プロジェクトに通い始めて3ヶ月経った今、やっとこの目標に辿り着きました。通い始めた当初は正社員を目標にしていました。ですがそれは自分の願望というより同世代と違うことへの焦りから決めていたものでした。鳥巣さんとの面談の中で「自分のやりたい事を優先した方がいい。周りの目を気にしていたら何もできない」と言われました。自分の本当にやりたい事は何かと考えていくうちにもう一度学び直したいと思うようになり、ようやく文頭にある目標を決めることが出来ました。
私は過度に人の目を気にしてしまう性格でした。以前通っていた大学を人間関係から退学。そして周りの人達(友人・知り合い)との関係を断つようになり、次第に家に引きこもりがちになりました。学生時代から何とかバイトは続けれていたのですが、人に会うのが極度に嫌で夕方起床→バイト→朝までネット→就寝という悪循環な生活を送っていました。そんな生活も時が経ち、アルバイトの同僚達が就職で辞めていく中で、職場の方達からの叱咤やアドバイスに耐えれなくなり、自分もバイトを辞めました。そこからはお先真っ暗でどうしていいかわからず、自宅に引きこもるようになりました。そんな時に母親が「私のためになれば」と切り抜いて取っておいてくれた福岡わかもの就労支援プロジェクトの新聞記事を見て、自分を変えたいと思い通い始めました。
この3ヶ月は色んな事を経験しました。就労支援に入って最初のイベントに行ったときに他の受講生の方々と話をする機会がありました。そこで話していくうちにみな同じような悩みや経験を持っており、「自分だけじゃないんだ」と思えるようになりました。1ヶ月目にはある会社の面接を受けに行きました。そこでは社長さん自ら面接をしてくださり、また業界の話を聞かせていただき普通ではできないような経験をさせていただきました。2ヶ月目には一人暮らしをしたいと思いその事を鳥巣さんに伝えると「受講生の為の一軒家を格安で借りれるかもしれない。それを寮にしよう!」と言われました。そこで下見にも行ったのですが、大家さんとの兼ね合いで一旦保留という事になりました。これらの経験を通して学んだことは「こうしたいと思ったら口に出す」という事です。この3ヶ月の出来事もこうしたいと思い口に出したら、その都度チャンスが巡ってきました。今後の自分の人生で、この事を大いに活用し、大きなチャンスをつかんでいこうと思います。
普段の生活の中では自分の変化に気づきづらいのですが、こうして文章にしてみると「あれ、意外と変われてるじゃん自分」と思いました。まだ自分は目標「短期大学へ入学すること」への途中なのですが、達成するべく今後とも頑張っていこうと思います。
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